家庭焙煎の勧め(黄豆コーヒーによる焙煎)その1



より美味しくコーヒーをお楽しみ頂く為に



プリムビーンズでは、より美味しくコーヒーを楽しんで頂く為に、ご家庭での焙煎をお勧めします。


専門的な知識と技術が無いと美味しいコーヒー豆が焙煎できないとお考えの方がほとんどだと思います。


ご家庭で、焙煎を行っている方々から、色々なご意見を頂きプリムでは、簡単に焙煎できる方法をご提案いたします。

生のコーヒー豆は、きれいな黄緑


コーヒー豆は、通常、みどり色のいわゆる種で、生です。


その生の豆からお店では焙煎を行っております。
しかし、この状態から焙煎を行うと時間がかかり、こがしたり、表面のみ焼けて中は生だったりと、なかなか美味しいコーヒー豆を焙煎することは難しかったと思います。

そこで、プリムでは、焙煎途中の生焼けのコーヒー豆を販売いたしました。
焙煎途中のコーヒー豆はみどり色から黄色になったコーヒー豆です。

みどり色の生の状態から、水分が抜けて、さぁこれから焦げるぞ、と言う頃の状態のコーヒー豆です。


半生状態の黄豆は水分が抜けた黄色



実は、この状態になるまでが時間がかかって、さらに、一番焦げやすい状態なのです。

この状態で、一度冷まして、ご家庭で焙煎を行う方法を考えました。
これにより、焙煎前の状態の為(焦がしていない為)コーヒー豆の大敵の酸化しないコーヒー豆となります。
生ではありませんので、水分もほとんどありません。

そして、一番の良さは、チャフが取り除かれていると言う事です。
ご家庭でコーヒー豆を焙煎する時に一番やっかいなのが、コーヒー豆のチャフ(シルバースキン:うす皮)です。


コーヒー豆の周りや真ん中にある切れ目の中に入っている、いわゆる渋皮です。
これは、雑味や酸味の原因とされますが、コーヒーの個性として味に深みを与える物でもあります。
しかし、焙煎時には、これが非常にやっかいな物になります。
コーヒー豆は、温まって水分が出ると同時に膨らんできます。
その時、コーヒー豆の周りに付いている渋皮や中央の割れ目から、このチャフが出てきます。
焙煎中に、このチャフがフワフワ焙煎器の中を飛び回り、焼きあがった頃は、コーヒー豆とチャフでちょっと見栄えが良くありません。


業務用の焙煎器は、このチャフを取り除く機構が付いている為出来上がった時にはチャフが無くなっています。
黄豆の状態は、水分が抜け、豆が膨らんでいますのでチャフが抜けていますので、ご家庭で焙煎を行った場合、豆を汚したりキッチンを汚したりはありません。


==> 家庭焙煎はこちらのページで 次の頁